【御開帳中止のお知らせ】
例年行っております10月19日秋の運慶仏御開帳は収蔵庫改修工事中のため中止となっております。
浄楽寺の仏像五体は現在、横須賀市美術館にお出ましとなっており、10月26日より運慶展~運慶と三浦一族の信仰~が開催されます。
和田義盛発願とされる、三浦初声の天養院様の身代わり薬師三尊(県重文)や三浦一族の菩提寺、横須賀大矢部の清雲寺様の瀧見観音(国重文)も公開となります。
運慶展~運慶と三浦一族の信仰~
2024年10月26日 (土) 〜 2024年12月22日 (日)
休館日 11月5日(火)、12月2日(月)
12~13世紀の三浦半島で大きな力をもった武士・三浦一族。鎌倉幕府成立前後の彼らの地位を象徴するように、横須賀・三浦半島には一族ゆかりの寺が多くつくられ、当時一流の仏師の手による仏像が安置されました。 うち6躯が国指定重要文化財です。
三浦一族の一人、和田義盛(わだ よしもり 1147~1213)の依頼で仏師・ 運慶(うんけい ?~1223)が制作した阿弥陀三尊像、不動明王像・毘沙門天像(すべて横須賀市芦名、浄楽寺蔵)は、まさにその典型です。
本展では、この運慶作の五つの仏像を中心に、義盛の所持と伝わる薬師如来像(三浦市初声和田、天養院蔵)、三浦半島の宗教的先進性を伝える南宋からの舶来仏で、滝見観音の名で親しまれてきた観音菩薩坐像(横須賀市大矢部、清雲寺蔵)を含め、東国武士の祈りを受けとめた全9躯の貴重な仏像をご紹介します。
なお、本展は「運慶と鎌倉」をテーマに、神奈川県立金沢文庫、鎌倉国宝館とともに開催する連携展示のひとつです。鎌倉幕府と三浦一族、そして運慶が結びつくことによって生まれた、この地域における中世仏教文化の至宝を、館ごとに異なるテーマによって、ご覧いただきます。
一般 1,000(800)円、高校生・大学生・65歳以上 800(640)円、中学生以下 無料
*所蔵品展、谷内六郎館も観覧できます。
*( )内は20名以上の団体料金
*高校生(市内在住または在学に限る)は無料
*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と 付添1名様は無料
※1階で開催している企画展の観覧料は別途必要となります。下記「お得なセット券」の詳細をご覧ください。