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仏教からなることわざ「馬の耳に念仏」の意味とは?




日本語は仏教用語に由来するものが多い。

その中でも教訓として作られることわざには仏教の教えが 多く用いられていることを知っているだろうか。

本日は「馬の耳に念仏」ということわざの意味について。

死んだ馬に讃美歌を聞かす?


仏さまを心に念じることが念仏。


称えれば救われるのが、ありがたい念仏。


我が浄土宗の教えのど真ん中の念佛のことである。


極楽浄土を建てた阿弥陀如来の力によって、 その名前を称えたものが必ず救われることがどんな人にも 約束されているがゆえに称えるのがお念仏。


阿弥陀仏はきっといる、極楽浄土はきっとある、阿弥陀仏に救っていただきたい。


そんな信心で称えて初めてお救いを頂ける念仏だが、 そのありがたみを知らない馬のようなものにとっては一向に役に立たない。


したがって、忠告などをいくら言っても聞き流すだけで、 少しも効き目の無い例えとして「馬の耳に念仏」ということが言われる。


「犬に論語」というのも同じ意味である。


西洋では死んだ馬に讃美歌を聞かすということわざがあるようだ。


しかし、念仏はただ聞くだけでもその功徳を得られるという法語もあり、 真の念仏の教えの中では、馬の耳でも念仏往生ができるのかもしれない。


とはいえ、 耳を傾けられないものにはやはり効き目がないのだろうか。


合掌


ことわざを知ることは大切なことだとあらためて思い知った。


#馬の耳に念仏 #聞く姿勢

#ありがたいと思う心











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