ご朱印について
ご朱印とは?
ご朱印とは、自分で行った写経紙(お経を書写したもの)を寺院に納めることで 、その寺院でお祀りしているご本尊の身代わりとして朱色の印をいただいたのが始まりであるといわれています。いわばご朱印とは仏様そのものとしていただくものであります。今では寺院参拝の印としていただくことが一般的ですが、あなたが望むご功徳に応じた仏様のご朱印を敬いを持ってお受け取り下さい。
浄楽寺の朱印
浄楽寺では寺務所でご朱印をお授けしております。お気軽にお声掛けください。
納経を義務とはしておりませんが、参拝してからお渡ししております。
特別開帳限定朱印
春の開帳限定朱印
毎年3月3日に「運慶仏の特別開扉」を行っております。
収蔵庫では運慶作の阿弥陀三尊、開運毘沙門天、厄除不動明王を特別開帳し、本堂ではアーティスト、写真家、仏師、学者、学校、等の方々の作品を展示した「寺展アートギャラリー」を開催しております。
特別開帳の日限定の朱印「春の特別開帳朱印」です。
当日のみのお授けになりますのでご了承ください。
秋の開帳限定朱印
毎年10月19日、浄楽寺十夜法要を行います。
法要前の10時~15時に「秋の運慶仏特別開扉」を行っております。
十夜法要とは浄土宗で所依の経典『無量寿経』に、
「十日十夜のあいだ、お念仏をおとなえすると仏さまの国で千年の修行をするよりご利益(功徳)がある」と説かれていることから十日十夜の法要を営んだことに始まります。
十夜法要の功徳を示した朱印を10月19日限定でお授けしております。
中尊 阿弥陀如来朱印(干支・戌亥)
浄楽寺の阿弥陀如来は三浦半島干支参り霊場の戌亥の守り本尊です。
阿弥陀如来は安楽の世界、西方極楽浄土を建てた仏様。名前の「阿弥陀」に修行の功徳を込めて、「南無阿弥陀仏」とその名を称えたものを必ず来世で極楽浄土に導くという誓いを建てられました。浄楽寺でお祀りしているのは運慶作阿弥陀如来坐像(国指定重要文化財)
観音菩薩朱印
運慶作の観音菩薩立像(国指定重要文化財)のご朱印です。観音菩薩は慈悲の菩薩であり、求められた願いに合わせその姿を変え、あらゆる願いを叶えることを望まれています。
延命地蔵尊朱印
浄楽寺本堂前の地蔵堂に安置されている、延命地蔵菩薩のご朱印です。
こちらの延命地蔵は京保年間(1716~1735年)諸国に悪疫が流行しその消滅のために造立されました。四十八夜の別時法要を営み、願成就された霊験顕著な延命地蔵尊です。延命祈願、病気平癒、家内安全、厄除けなどにご利益があると伝えられています。
厄除不動明王朱印
運慶作の不動明王立像(国指定重要文化財)のご朱印です。
不動明王が持つ剣は、煩悩と悪縁を断ち切り正しい道へと導いてくださいます。
英訳用原文:厄除不動明王のご朱印です。不動明王は災いを防ぐ利益を持ちます。また、不動明王が持つ剣は、煩悩と悪縁を断ち切り正しい道へと導いてくださいます。
本尊 阿弥陀三尊朱印
阿弥陀如来、脇侍の観音・勢至菩薩を総称して阿弥陀三尊佛と称します。
三尊は念佛を称えるものをお迎えに来て下さり、来世で西方極楽浄土へお導き下さいます。浄楽寺でお祀りしているのはいずれも仏師運慶作(国指定重要文化財)
開運毘沙門天朱印
運慶作の毘沙門天立像(国指定重要文化財)のご朱印です。浄楽寺の毘沙門天は開運毘沙門天として伝わります。毘沙門天は北方の守り神とされ、仏像を発願した鎌倉幕府初代侍所別当の和田義盛は奥州征伐の戦勝を祈りました。また、毘沙門天は財宝福徳のご利益を持ち、商売繁盛や開運の信仰を集めます。