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​収蔵庫改修工事完了

蔵庫改修工事 完了のご報告と御礼

2024年より進めてまいりました収蔵庫の大改修工事が、このたび無事に完了いたしました。
落慶法要は 2025年8月24日(日) に厳修し、一般拝観は 9月より再開 いたします。

今回の改修にあたりましては、多くの皆さまよりご寄進・ご支援・ご協力を賜りましたこと、心より厚く御礼申し上げます。
おかげさまで、貴重な文化財を後世に守り伝えるための大切な工事を無事に終えることができました。

今後とも、浄楽寺の仏さまとともに歩みを進めてまいりますので、引き続きご参拝・ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

収蔵庫大改修工事 完了のご報告と御礼

拝啓 晩夏の候、皆さまには益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

このたび浄楽寺では、令和4年度より進めてまいりました収蔵庫の大規模改修工事が、無事に完了いたしましたことをご報告申し上げます。

当寺の創建は鎌倉時代初期に遡り、三浦一族の武将・和田義盛公夫妻の発願により、仏師・運慶が造像した阿弥陀三尊をご本尊として安置したことに始まると伝えられています。脇侍として不動明王、毘沙門天を従えた五体の仏像は、約830年もの永きにわたり、地域の人々の信仰とご支援に支えられて今日に至りました。昭和34年の調査でこれらが運慶真作と認定され、現在では国指定重要文化財として登録されております。全国で正式に運慶作と認められたわずか18体のうち、5体が当寺に現存することは、仏教美術史においても特筆すべきことと存じます。

こうした尊像を後世へと守り伝えていくため、令和3年には収蔵庫内に免震設備を新設し、須弥壇の改修や免震装置「ミューソレーター」の導入を行いました。その際にはクラウドファンディングを通じ、全国の多くの皆さまから温かいご支援を賜り、無事に工事を成し遂げることができました。改めてここに深甚なる感謝を申し上げます。

しかしながら、その後も収蔵庫の老朽化や耐震性の不足、温湿度管理の不備などの課題が顕在化し、とりわけ近年の異常気象による高温多湿は、文化財保存上の深刻な脅威となっておりました。このような状況を踏まえ、令和4年度より文化庁をはじめ関係各所と協議を重ね、このたび耐震補強・空調除湿設備の新設・内装補修を含む全面的な改修工事を実施するに至りました。

工事に際しましては、国・県・市からの補助金に加え、檀信徒をはじめ地域の皆さま、そして全国よりお力添えを賜り、無事に収蔵庫の再生を果たすことができました。皆さまから寄せられたご浄財・ご支援・ご尽力の一つひとつが、尊像を未来へ守り継ぐ力となりましたこと、ここに謹んで厚く御礼申し上げます。

落慶法要は令和7年8月24日(日)に厳修し、一般拝観は9月より再開いたします。新たに整備された環境のもと、仏師運慶が心血を注いで彫り上げた尊い仏像の姿を、より多くの方にご覧いただき、信仰と文化を共に次代へと繋げてまいりたいと存じます。

今後とも、浄楽寺が「祈りと文化の場」として地域社会に根ざし、広く人々の心の拠り所となれますよう、引き続きご支援ご厚情を賜りますようお願い申し上げます。

謹白

令和7年8月吉日
浄楽寺 第六十五世住職
芳誉妙真

ご寄付について

①一口 5,000円

ご寄付いただいた方のご芳名を、竣工式(7月末以降)の式中にて読み上げさせていただきます。

②二口(10,000円)以上 のご寄付を賜った方には、感謝の意を込めて「感謝香」の返礼をお贈りするとともに、ご芳名を一定期間掲示させていただきます。

③ 50,000円以上 のご寄付をいただいた方のご芳名は、「令和七年収蔵庫改修寄進者芳名板」に刻銘し、永久掲示させていただきます。

·※ご芳名の公表を望まれない方は、その旨をお知らせいただければ、ご意向に沿う形で対応いたします。

※一口に満たないご寄付も、ありがたく拝受いたします。

ご寄付の方法

現金でお持ちいただくことも、現金書留・銀行振込 にも対応しております。

横浜銀行(金融機関コード)0138 横須賀支店(店番) 541
普通口座6269119 浄楽寺(ジョウラクジ)


宗教法人 浄楽寺  (シュウ)ジョウラクジ
記号番号:振替:00200-1-104765
(当座:〇二九店 104765) (代表)

 

下記のリンクよりオンラインでご寄付いただくこともできます。

連絡先

金剛山勝長寿院大御堂 浄楽寺

046-856-8622

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