6月のネット法話「無常であることを知る」


ここ神奈川でも緊急事態宣言が解除されました。


終息とは言えない中での宣言解除には不安の声も多くございます。


気を許さずに感染防止を心掛けていきたいところです。


コロナ禍で「いつも通りにいかない」ことが

多くの影響を及ぼしています。


数か月前まで大繁盛だったある北海道のアパレル店舗オーナーは


「助けてください!お願いします。このままでは潰れてしまいます」


と、もう恥も外聞もないといった様子で手作りの看板を店前に掲げていました。


一体だれが今の状態を予測することができたでしょうか。


私たちの多くは毎日が当たり前のように続くと思って生活しております。


夜眠れば朝には目覚めると信じ込んでいます。


しかし、災害や疫病に限らず「いつも通りでないこと」が起きますと、

「日常」というものがどれだけもろいのかを痛感します。


お釈迦様はこの世は無常であると説かれました。


無常とはその字のごとく「常が無い」ということですから、

全ての物事は変化の連続であるということです。


ただの一時も時を止めることができないので

確かに同じ状態でとどまることは不可能と言えます。


形あるものはいつか壊れ、命はいつか滅するものなのです。


私たちは生まれながらにして死ぬことが決まっている存在であります。


「余命一年と言われたら何をしますか?」


あなたは何と答えるのでしょうか。


無常の世界に生きる私たちの人生は、

ある意味余命一年の繰り返しです。


明日も明後日も、何が起こるかわかりません。


朝目覚められる保証はないのです。


あなたはこの世に何を残していきたいのか。


あなたはこの人生で何をするべきなのか。


多くを選べない中で自分にとって

何が特に大切なのかを真剣に考えなくてはなりません。


「この世でできる最大の善行は?」


法然上人は

「この世の最大の善行はお念仏である」

と説かれました。


日々のお念仏も欠かさずに。


南無阿弥陀仏


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#善行

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#何のために


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