おはようございます。
2月16・17日の5尊お戻りからめまぐるしい準備を経て、
昨日2月28日、無事お戻り開帳前特別招待拝観を終えることができました。
現在、運慶研究の重要な一端を担っている金沢文庫学芸員の瀬谷さんをお招きして、
本堂にてご講演をいただきました。
浄楽寺の仏像の立ち位置や、製作過程、製作場所、背景など専門家ならではの違った角度からの講演は改めて、改めて、しっかりと継承していかなければならないという使命感を高ぶらせるものがありました。
そして、その後、収蔵庫へ皆様をお招きして「祈願法要」。
蝋燭の光だけで照らされた三尊様の御前で
お念仏を称える祈願法要は、美術館で見る仏様とは違い、
明らかに信仰の対象として法要を勤めさせていただきました。
20分程度の法要でございましたが、
終わった後の皆さんのお顔は少しすっきりしたように見えました。
そして、本堂での2018年てら展はおおくすエコミュージアムの会主催の
「前島密パネル展」。
郵政の父、前島密の最新の研究や、文献などが公開され、
没後100年に向けて、着々と認知を深めております。
皆様もぜひ足を運んでください。
合掌
南無阿弥陀仏