この秋
2017年9月26日~11月26日まで
東京国立博物館にて過去最大規模の「運慶展」が開催されます。
浄楽寺でもすでに多くの方にお問い合わせいただいておりまして
随時お伝えしておりますのでご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、
浄楽寺の運慶作のお仏像5体も全てお出ましになられます。
以前から、5体のお仏像が安置されております収蔵庫の地震対策が
課題として持ち上がっていましたが、お仏像の運び先、保管先というのが中々確保できず、また、何度も運び出してということもできません。
移動は極力ないほうがいいので、どういった形で工事を進めようか
と考えていましたところ、今回の出展のお話をいただきました。
浄楽寺では、この度の出展の機会に収蔵庫内の免震工事ならびに
改修工事をいたします。
しかし、10月19日は当寺のお十夜法要がございます。
浄土宗寺院としまして、お十夜法要は大変重要な法要です。
また、毎年10月19日のお十夜法要の際には秋の運慶仏特別開扉も
行っておりますので御前立ち様はいらっしゃいますが、ご本尊様にも
いていただきということで、
9月24日~10月19日の間は
東京国立博物館には開運毘沙門天立像と厄除け不動明王立像のみがお出ましになられます。
10月19日のお十夜法要を終えて、20日より阿弥陀三尊様も東京国立博物館にお出ましになられます。
10月19日の秋の運慶仏特別開扉の際には阿弥陀三尊様しかおられませんことご了承ください。
また、10月の20日~11月26日までは収蔵庫の改修工事を行っております。
11月26日までの東京国立博物館でのお出ましが終了次第、5体の御仏像は浄楽寺にお戻りになられますが、収蔵庫の改修もすんでいるということ、お戻りになられたということを記念しまして、
その後に「浄楽寺運慶仏のお戻り開帳」を行う予定でございます。
詳細決まり次第こちらでもアップいたします。
以上、運慶展周辺のお話でした。