top of page

母の日


昨日は大変な大雨でしたが本日は

危なっかしい曇り空でございます。

時折晴れ間が見えますが、

天気も飴と鞭でしょうか?

時折見える晴れ間というのは

大変ありがたく感じます。

本日は『母の日』でございます。

皆さんはお母さんに『いつもありがとう』を伝えられているでしょうか?

母が拝めば 子も拝む 後ろ姿の美しさ

母親が仏壇に向かい合掌している様をうたったものでございます。

お腹にいた頃から考えこの世に生をなして大人になるまで

お母さんがいる家庭ではお母さんといる時間の方がお父さんといるより

長いのが一般的でしょう。

そういった家庭では、子供というのは特にお母さんの影響を受けるというわけです。

お母さんの一挙一動が子供に伝わります。

母になった皆さんはどう考えますでしょうか?

自分の一挙一動が子供に伝わり、その言動や性格さえも影響してしまう

という事実は、普段の自分自身を見つめる上でとても重要なことではないでしょうか?

親として子供には「だいじなこと」を伝えていきたいものです。

今では仏壇があるお宅の方が少なくなってしまいましたが、

例えば仏壇の前で手をあわせるというのは、「敬いの心」を養います。

自分をへりくだり、相手を重んじ、相手を思う気持ちが

動作に現れたものであります。

手と手のシワを合わせて「幸せ」などということもありますね。

普段から我々はいつも自分勝手で自分のことしか考えていません。

そんな自己中心的な生活をしているなかで、手をあわせるというのは

自分の生活の中に相手がいるということを認識するのにもとても重要ですし、

その相手を敬うという1番大切な気持ちを思い出させます。

手をあわせる後ろ姿でこどもにはそんなことを伝えていきたいですね。

この世を先立ち往生されたお母様には

仏壇やお墓の前で手をあわせお念仏をおとなえし、

今日、自分がここにいれることの感謝の気持ちをお伝えしましょう。

阿弥陀さまがそのお念仏をお母様に届けてくれることでしょう。

がっしょう


閲覧数:50回

最新記事

すべて表示
bottom of page