top of page
副住職

132年に一度の同時開帳


昼間はずいぶん暖かくなってまいりましたね。

新年度が始まり桜も落ち着き、次は夏かと先を急いでいるような陽気です。

今週金曜日よりいよいよ

132年に一度の

三浦不動尊霊場・三浦薬師如来霊場の同時開帳がはじまります。

京急電鉄や新聞社の協力もあり多くの方が開帳のことをご存知のようで

ホームページ上にアップしてある専用朱印帳も多くのお問い合わせ、ご予約をいただいております。

自転車での霊場参りも推進しているからか自転車で下見に来る人も多くいらっしゃいます。

皆さん待ちわびた同時開帳になるのではないでしょうか。

朱印長集めをしている方にお聞きしたところ「朱印をもらってもどこのお寺さんか忘れてしまう」

ということでしたので

浄楽寺ではこのご開帳にあわせ、浄楽寺限定朱印帳や菩提樹の葉のしおりなど多くのお土産品も用意いたしました。

記憶に、思い出に残してもらい、仏縁を大切にしてもらえるようにとの思いです。

この霊場参りもひとつの徳でございます。

そのご利益もあることでしょう。

しかしながら私としましてはこの霊場参りがご参拝くださる皆様との仏縁の結縁であり

仏教が転ばぬ先の杖として皆様の生活に、未来に役立つようにとそのきっかけであることを願います。

「行」には様々なものがございます。

行といいますと滝行などの苦行が頭に浮かびますが

読経や写経、布施、座禅も行に当たります。

霊場参りも行のひとつです。

お寺におまいりすることにも功徳があるわけです。

しかし、どんなに徳を得ようとも、命終のときまでにこの世で悟りを得るというのは

万に一つにもないほど奇跡のような可能性です。

もちろんそういった功徳を集めることも大切ですが

当寺院は浄土宗であり本尊は阿弥陀様でございますので

ぜひとも拝観の際には仏様に合掌し「南無阿弥陀仏」のお念仏を

お称えしていただければ幸いです。

阿弥陀様はお念仏をお称えするだけでこの世で悟りを得られないような我々「凡夫」をお救いになられます。これ以上の功徳はないともいわれております。

どうぞおまいりの際には「お念仏」を忘れずに。

多くの方のご参拝楽しみにしております。

尚、浄楽寺では自転車のスタンドを9台分ご用意いたしました。

空気入れもおいてありますのでご自由にお使いください。

不動・薬師の専用朱印帳も到着しております。

朱印は28日からですが、朱印帳の販売は開始しておりますので

お声掛けください。

がっしょう

閲覧数:331回

最新記事

すべて表示
bottom of page