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3月3日春の運慶仏大開帳は大盛況!


関東はどんどん暖かくなっておりますが

寒暖の変化が多いこの時期に皆様体調は崩されていないでしょうか。

何かと変化の多くなる時期でもございますのでご自愛ください。

さて、先日3月3日(金)に春の運慶仏大開帳を催しました。

例年の通りではございますが、年々参拝のかたが増えているように思います。

最近では「ご朱印ガール」なるものもいるということですが、世話人の皆様が

対応してくださっているご朱印受付も列をなして大渋滞となっていました。

今回も2回目になります、本堂にて「てら展アートギャラリー」を同時に開催しましたが

こちらも大盛況をいただきました。

昨年に引き続き、当寺院世話人である民俗学者の辻井善弥先生による

江戸時代頃の子供の墓塔の墨絵の展示。

こちらも大変勉強になる展示でございました。

当寺の方の中でも大変裕福な御家柄の方のみがこういったお墓を建立できたということです。

資料の販売も行っておりました。

民俗学の学者様ということもありやはり、着眼点がちがうなと感心させられました。

その時代は「子供は多く産んで少なく残る」というのが一般的でした。

今のように医学も進んでおりませんので、疫病が流行ればそのたびに体の弱い子は

なくなっていったわけです。少子化と言われるこの時代において、子供の出生率は

下がる一方ですが、亡くなる子供というのは昔に比べて圧倒的に少ないことでしょう。

「死」が身近であった時代ならではの風習だということもうかがえます。

写真家の広田さんにも出展していただきました。

広田さんについてはこちらのオフィシャルホームページから

http://www.h2.dion.ne.jp/~p-blue/index_right-moto.html

富士の写真展ということで、この秋谷から見える富士の写真を

展示してくださいましたが、とてもきれいなものばかり…

同じ風景でもこんなにも違うのかと感動してしましました。

参拝に来られた皆様も地元の方も多いので、「へぇ~」と

言葉を失いその写真を見ている方が目立ちました。

大楠小の6年2組のみんなも協力してくれました!

「ウェルカム大楠」

この地の魅力を発信!

素晴らしいです。

展示当日にも足を運んでいただき

皆さんどうもありがとうございました。

こうやってもっとお寺と子供との距離を縮めていければと思います。

お寺はお墓がある暗いところ、怖いところではなく明るいところ。

お釈迦様の教えがぎゅっとつまった場所なんです。

お釈迦様の教えはこの世の明るい歩き方であり、その先への指針となる

大切な「法」です。

見て見ぬ振りできないことばかりです。