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念仏会と法話


神奈川県海沿いもたいへん冷え込んでおります。

寒波がやってまいりました。

本日は浄楽寺にて初めての「念仏会」を行いました。

数日前にちょうど日曜日に寒波が来るとのニュースを見まして

お参りの方が来れないんじゃないかと心配しておりましたが、

土曜日のうちに雪が降ってくれたおかげか

本日はそこまで寒くなく、快晴。

数名の方が参拝にこられて

無事開催することができました。

参拝に来ていただいて風邪をひいたとなっては

なんのご利益もないので、暖かい庫裡にて

20分の法話をさせていただきました。

今回も法然上人の一枚起請文から

一句拝読しまして、法然上人のお言葉から

お話をさせていただきました。

前回に引き続き、聖道門と浄土門の聖浄二門のところから

お話を開始しまして、浄土宗としての

お念仏の頂き方、また、阿弥陀様の西方極楽浄土の

いきさつなど基本的でありながらとてもありがたい

部分を簡単に抜粋し、

私の知恩寺時代の講師

「仏教伝導学の」井上先生のお話をさせていただきました。

参拝の皆様は終始ご静聴いただきまして

最後のお念仏も大きな声でお称えしてくださいました。

もっと多くの人にお念仏の功徳を知ってもらいたい

そんな気持ちで開催した大一回の念仏会での

法話は人まず成功でしょう。

来月には布教師養成道場がありますので

また、修行をして皆様にうまく伝えられるよう

精進したいと思うところであります。

法話のあとは「お写経」を行いました。

私も一緒に参加したのですが、筆ペンでも

難しいものですね。

写し書きなのに必死に書写しました。

為書をしたのですが、そんなことを思いながら

書写するのにはまだまだ余裕がなく、

もっとこちらも精進が必要だと

思い知らされました。

皆さん筆が大変お上手で、私の写経は

恥ずかしいものになってしまいましたが、

それでも思いが大切だと、

悔しさを飲み込みました・・・

30分程度の一枚起請文の写経の後

寒々しい本道でご本尊を目の前に

念仏会を行いました。

木魚を並べて念仏一会の際には

みんなで木魚を打ちながらのお念仏。

皆さん初めてながらに必死に打ち込んで

いる様子でした。

大変ありがたいと感じたワンシーンでした。

写経の回向もさせていただいて、

無事念仏会を終え、

再び暖かい庫裡へ。

少しお話をしましょうということでお茶とお菓子を食べながら

普段お宅にお参りの際にはできないようなお話を

ゆっくりとした時間の中で。

こういった人と人の交流の場が

「寺院」の本来の役割であるべきだと考えます。

何気なく寄ってお茶でもいっぱい。

こんなことがあったよ~とか

こんなのってどうだろうとか

地域の話や、お寺の話や、仏教の話や

みなさんの悩みの話。

そんなコミュニティを再建できるように、

この念仏会も継続していきたいと考えております。

今回は檀信徒のみなさまだけでしたが

ご近所の檀信徒でないかた、浄土宗じゃない方も気軽に参加できるような

会も催していければと考えております。

このブログを読んで、

興味がでた方や、こんなことをやってほしいな~

なんてことがありましたら

ぜひ浄楽寺のメールアドレスまでお気軽にご連絡ください。

宇内建設様のご寄進で本堂脇の参道がキレイになるようです。

その脇の池もきれいにしたいのですが、なかなか進みません。

宇内様のご寄進で本堂裏のお墓参り、収蔵庫へのお参りが

しやすくなります。

大変ありがたいことだと感激しております。

ご参拝の方はお楽しみにしてください。

1月も半ばになり

たいへん寒くなっておりますので皆様お体に気をつけてください。

南無阿弥陀仏

合掌

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