冬至も過ぎまして今年もあと10日をきりました。
この師走に皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今年は初の試みであります、3月3日運慶仏特別開帳と同時開催の
「寺展てらてん」が大成功に終わり、10月19日運慶仏秋の特別開帳も
いつも通りの晴天に恵まれ同じく大成功となりました。
また、年2回の彼岸会と盂蘭盆会という法要も今年からの試みとなりましたが
「法話」をしてからの法要という浄楽寺では長らくなくなっていた風習を復活さ
せることができました。
毎回20名程度の方が参加してくださり、質問が出るなど活発な会に
なったのではないかと思います。
私の知人に仏教徒からキリスト教徒になった方がいます。
彼は「仏教でもキリスト教でも、どっちでもよかったんだよね」
ということをいっていました。
自分を落ち着かせる、非日常の空間を求めていたようです。
「キリスト教であれば週に一回の礼拝堂での集まりがあるので
そこで自分の悩みを打ち明け、心に平穏を保っている」
そのように話していたので、
布教という意味でも接触頻度ということでも同じくキリスト教徒の方のほうが
神父さんに近い位置にあり、必要とするときに近くにいてくれる存在
という感覚が強いのでしょう。
私は感心した反面、仏教教師のあり方について反省しました。
もっと多くの方を救うためにも、法然上人の御教え、釈迦佛が唱えた阿弥陀様の救済
を広めなくてはならない、と決心しました。
具体的に
2017年は年6回程度の念仏会を開催できればと思います。
念仏のみ教えについての法話をさせていただき、
ヨガや写経、写仏を通してもっと仏教に触れていただく。
そして仏の救済について、お念仏の実践について
そこに価値を感じてもらえるように、知ってもらえるように。
檀信徒の方以外も受付いたしますので興味のある方はぜひ
ご参拝ください。
日程に関しては後日このブログにて。
大掃除で1年間の汚れを落とすように、心も「お念仏」で今年一年の罪障を洗い流しましょう。
綺麗な体、綺麗な心で大晦日を向かえ最近、話題になっておりますが
「除夜の鐘」で108煩悩を打ち消し2017年を迎えられれば良いのではないでしょうか。
それでは良いお年を。
合掌

南無阿弥陀仏