11月のネット法話「後悔先に立たず」



日曜日に「日本沈没」というドラマが放映されています。


1973年に刊行された小松左京による不朽の名作「日本沈没」が 2023年を舞台にリメイクされたものだそうです。


視聴率も好調ということですが、SDGSが唱えられる昨今、 環境破壊が進むことで起こりえる未来としては、 そこまで突飛でもないと感じている人が多いのかもしれません。


今回の設定は、新エネルギーの採掘がダメ押しとなり、 海底プレートが大きくずれて日本が沈没するというもの。


自身の立場を守ろうとする人、自らを省みず善を尽くそうとする人、 様々な人物の心情が映し出されています。


あなたはどの登場人物に自分を重ねているでしょうか。


想像してみてください。


実際に「日本が沈没してしまうこと」を。


その時我々は一体何を思い、 どんな行動をとるのでしょう。


我々が住まうこの娑婆世界は、無常の世界です。


いつ何時、どんな変化が起こるかわかりません。


出会いがあり、別れがあり、得ては失いの繰り返しです。


浮き沈みのない人生はどこにもありません。


そんな中だからこそ、 なくして初めてわかる有難みがあります。


命だけでなく、もの・ことに関しても同様です。


何事も「永遠不滅」ではないことを心から理解することで、 行いは正しい方に向かっていきます。


法然上人は 「阿弥陀仏に染まる心の色にいでは秋の梢の類ならまし」 と歌われました。


「念佛を称えていると、心の中にあったきれいな部分(仏性)が表に出てくる。 それはまるで葉が紅葉するようなものである」

と、行いで変わる人の姿について説かれています。


何が大切かを知り、意識して行動することで、 「本当の私」は磨かれていきます。


今生で心から望み、大切にしたい「こと」は何なのか、 尽くしたい「ひと」はだれなのか。


今一度胸に手を当てて、心に聞いてみてください。


「本当の大切」が見えてきたとき、 極楽浄土に導かれる阿弥陀仏の念佛功徳は、 その真心を通じて染みわたります。


南無阿弥陀仏

#後悔しないように生きる #大切なものはそこにある

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