阿弥陀仏来迎図を見たんだね。 確かにたくさんの仏さまが雲に乗っているね。
でもこれは筋斗雲とは違うんだよ。
この図は、死んだあなたを迎えに来ている様子だね。
死んで極楽浄土に行けるだろうかという人々の不安を 吹き飛ばすために生まれた浄土信仰の図だと言われている。
浄土信仰では、臨終のときに阿弥陀仏が西方極楽浄土から たくさんの菩薩と聖者を引き連れ、 雲に乗って下界の人をお迎えに来てくれると信じられている。
日本では、平安末期から鎌倉時代に盛んになった信仰だよ。
この雲は筋斗雲ではなく、 「紫雲」や「彩雲」と言われている。
篤信な仏教信者や高僧が亡くなると、 稀に空に彩雲がみられることがある。
これは今まさに阿弥陀仏と諸菩薩がお迎えに来ていることを表しているとされ、 吉兆ともされる。
あなたはそんな雲を空に見たことはないかな?
空に紫雲がたなびき、 心地より音色と共にかぐわしい香りがする。 そんな時、この世の誰かが無事に極楽浄土に向かっている時なのかもしれない。
南無阿弥陀仏
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縁なくしてはお寺は続かない。
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縁を大切にする心失くして、縁は紡がれない。
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